おかしなふたりのVACANCES〜ヨーロッパ旅行記〜

ヨーロッパ旅行大好き夫婦のブログです。 旅先で起きた出来事や海外旅行ツアー・グッズ情報、外国為替についても紹介したいと思います。

2008/08/27 [Wed]

足使って調べてこい!

お〜、やっぱ本場のクリスマスってのは盛大なのか?

というような質問を父から受けました。

たしかにフランスはカトリックの一大大国。
たぶん父の頭の中は「本場=派手」という妙な構図があったんだと思います。
花火が三日三晩打ち上げられるというような…

ご存じの方も多いかと思いますが、ヨーロッパのクリスマスは家族とゆっくり過ごすのが慣例ですね。
基本的には花火は上がらないんだよ、お父上様。

こんな時に仕事で日本人の相手をするのはアンビリーバボーな所行と小言を言われることもあるそうです。
あちらの年輩の方から言わせれば「最近の若いヤツらは信心が足りねぇ!」ということらしいです。

ちなみにクリスマス期間とは、その地方や厳密に言えば各自で異なるそうですが、
12月初旬から東方の三博士がやってきた1月7日あたりを指すんだとか。

そして、この時期南仏の特にプロヴァンス地方に登場するお菓子がこれ。
カリソン

アーモンドペーストに砂糖漬けにしたレモンやオレンジの皮を入れて焼きます。
そして、色とりどりのコーティングをすればできあがり。
この鮮やかさは、かつて駄菓子屋で見たような…そんな色合いです。

プロヴァンス1
エクス・アン・プロヴァンスをぶらぶらしていたときに、このお菓子を買ってみました。
他のツアー客の皆さんも興味津々のようです。

一かけら口に入れると、

「どうだった?」

とのこと。冗談が通じそうな面白い方だったので、

「刑事長、アーモンド臭がしますぜ。こいつは…」

と振ってみた。すると…

「だからって殺しとは限らねぇ…足使って調べてこい!」

と返してくれました。

が、他の方々は………ツアー三日目。疲れが出るころのようです。


2008/08/25 [Mon]

君、円筒だよ、円錐だよ

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ポール・セザンヌ。

言わずと知れたポスト印象派の巨匠。

にして

潔癖性で完璧主義者。
他人が自分の服に触れるだけで大慌てという奇才。

友達は幼なじみのエミール・ゾラ(後に決別)やカミーユ・ピサロなど数人。
生涯を怖〜いお父上や嫁姑問題に悩むという悲劇のエピソードもあり。

若き日はドラクロワの模写に精を出す。
それも半端でなく気合いを入れて。

この真剣さが彼の持ち味なんだろう。
人物画制作の際は、ただひたすらモデルを凝視する。
それも一日中、休み無く見続けたそうな。
そのプレッシャーにモデルが耐えきれなくなったことは数知れず。

そして、キャンバスに向かうときには常に正装した上で…ということだ。

ザ・芸術家というところだろう。

そんな彼のアトリエに行って来ました。
セザンヌ1
2階建ての南仏らしい建物です。
そして、この造りが面白い。
なんと北側は一面の壁になっとります。
というよりも、この地方は基本的に北側に窓が少ないそうな。

理由はミストラルという季節風。

アルプスから地中海に吹きつけ、その強烈さは驚愕ものだとか。
軽い女性なら足が浮くような感覚にすらなるという。
セザンヌ2
南側には小さな庭がアリ。
セザンヌ3
古き良き建物だな〜という印象だった。

2008/08/23 [Sat]

スーパー現地ガイドさん登場!

唐突ですが、「お話」ってやつは難しいものですね。
自分が見たこと、聞いたことってやつは頭の中で断片的に点在してるみたいです。
それを相手に話すってことは、それらをうま〜くつないでいくわけですね。

でも恐ろしいことに、そのやり方次第では伝えるべき事実がとんでもなくつまらないものに成り下がる可能性があるわけです。

そして海外旅行ツアーにおいて、この難しい〜役割を一身に担うのが現地ガイドさんです。
皆様ご苦労様でございます。

しかし、しかしこの現地ガイドさんの力量というのはツアー自体の明暗を分けるほど大切なものです。
申し訳ないですけど、話の構成が…なガイドさんの場合、それを聞くこと自体が苦痛になってきます。

そんな中、フランスで担当してもらったガイドさん。

びっくりです。

あんまり詳しく語るとご本人を特定されてしまう可能性がありますので控えますが、
ともかく抜群に話が上手い。
全体理解に必要な基本的知識を簡潔に述べた後、ストーリー性たっぷりなエピソードを聞かせてくれます。

私はツアーの場合、バス移動中は気が抜けて眠ってばかりいますが、このときは別です。
そのガイドさんの話がとっても面白いので、ずっと起き続けていました。

その内容ですが、笑わせるような内容はほとんどありません。

ただ、何か別のエピソード(映画とか)にひっかけて説明したり、
日本で流行った何かに例えていくなど、随所に工夫がされているようでした。

私としてはハンガリーで会ったガイドさん以来の大ヒットです。
他に同行されたお客さんも大絶賛でしたよ。

しかし、これだけ重要な役割の現地ガイドさんですが、
事前にこちらが選ぶことはできないのですね…
「人気添乗員同行!」というツアーはあるのに。

旅行会社さん、検討してみませんか?

2008/08/21 [Thu]

ロザリオ礼拝堂を目指して

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この日はニースのバスターミナルでヴァンス行きに乗車。

向かう先はマティスの壁画があるロザリオ礼拝堂。

20世紀宗教画の傑作と言われるこの作品を観ずに、南仏が語れるかっ!
と意味不明な意気込みで気合いを入れる。

ところが、地中海を左手にのんびりと進むバスのせいか、
自分の中でどんどん居眠りゲージが上昇。

気が付けばヴァンス一歩手前まで来てしまっていた…

ヴァンスのバス停からは徒歩移動。

全くもって普通の南仏的風景が広がっている街だ。
ヴァンス
というわけで、目的地へどう向かって良いか分からず。
看板は出ているものの、ほんとにこっちでよいのか迷ってしまう。
ロザリオ1
と、そんな中でようやく発見!
民家に混じっているので実にわかりにくいっす…

ロザリオ2
マティスがこの礼拝堂にかけた想いは強烈だ。
彼はその制作中にガンであることが発覚する。
その中で「せめてこの壁画が完成するまでは…」と祈りを捧げ続けたそうだ。

結果、壁画は完成する。

それは「聖母子像」というタイトルだ。
上の写真でも分かるように、これは白タイルに黒の実践だけで描かれた絵だ。

写実性にこだわらないスタイルは、それだけでポストモダン的な装いを強く持つ。
その中でマティスの強い想いが表現されるのだろう。
「20世紀宗教画の傑作」という評はこのあたりから出るものなんだろう。

静かな街にたたずむ礼拝堂は、観光地と言うよりも聖地というような色合いが強かった。


2008/08/20 [Wed]

Expediaベストツーリストランキング!

祝(?)V2達成!

ということでExpedia社によるベストツーリスト調査結果です。

<総合ランキング>
1.日本
2.イギリス
3.ドイツ
4.カナダ
5.スイス
6.オランダ

これはExpedia社が各国ホテルマネージャーに行ったアンケートの集計結果です。
日本人は昨年に引き続いて総合ランキングトップとなりました。

ちなみに項目別にみると、いろんなことがわかります。

たとえば…

<行儀のよい旅行者>
Best      Worst
1.日本  1.アメリカ
2.イギリス  2.ロシア
3.ドイツ    3.フランス
4.カナダ   4.中国
5.スイス   5.インド

<気前よくお金を使う旅行者>
Best      Worst
1.アメリカ  1.ドイツ
2.イギリス  2.中国
3.ロシア   3.フランス
4.日本    4.インド
5.イタリア 5.カナダ

その他、面白い項目が目白押しです。

ホテルマネージャーとしては礼儀正しく、部屋を奇麗に使い、積極的に上品なコミュニケーションを取る旅行者がよいみたい。
加えてお金を落としてくれればサイコー!というとこでしょうか。

日本人旅行者は、食事を部屋で取ったり話しかけても反応しないというような消極的側面がマイナスである他は、それこそ満点に近いお客さんだそうな。

一方で項目別の評価が極端に分かれるのがアメリカ人。

部屋で騒ぐわ、事あるごとに苦情を言うわ、部屋の使い方は最悪だわ…というマイナス点はあるものの、お金の落とし方は最も気前が良いのだとか。
しかも現地の言葉や食文化にトライする頻度も高いんだとか。

この点はあまりにイメージと合致しすぎて面白いっすね。

かなりウケたのはファッションの項目。

Worstにアメリカ人が選ばれてます。
たしかに、アメリカ人は外見でなんとなく見分けがつくかも。
パーカー、ジーンズ、ナイキのスニーカーという3点セットがポイントなんだとか。
ちなみにこの項目、「場の雰囲気に合う服装かどうか」という質問で、決してパーカーやジーンズがカッコ悪いと言っているわけではないそうだ。

こんな結果を見ていると、アメリカ人は己の文化というか、基本に忠実なんだな〜という印象だ。
個性と主張の国なんじゃないの?とツッコミたくなる。

じっくり見てると面白い調査結果だ。



2008/08/19 [Tue]

これじゃ予約できませ〜ん!!!

お盆休み中に、ようやく各旅行代理店のパンフをゲット。
しばらく旅行モードから離れていたため、しっかりと熟読してみた。

結構おもしろかったのは日本旅行さんのスペイン行きツアー。

ここでは「銀の道」を行程に組み込んでいた。なかなかお目が高い。

ちなみに「銀の道」とは、セビリアからサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう街道のこと。
スペインを南北に縦断する、古代ローマから存在する古い道だ。
街道沿いにはメリダやサラマンカといった、街全体が世界遺産に登録されているものもある。

ちょっとこれまでのスペインツアーとは異色のものか。

その後、日本旅行さん以外にも面白そうなツアーをピックアップ。
数社に予約状況を聞いてみた。
出発は12月下旬。7〜8泊くらいのものを中心に確認するつもりだった。

するとびっくり。

すでに目ぼしいツアーはキャンセル待ちが多数!
12月下旬の日程がこんなに早く埋まるってどういうこと?

某社のカウンターで聞いてみることにした。

K:「こんなにヨーロッパ行きツアーって人気あるんですか?」
A:「そうであればうれしいんですけどね。。。」
K:「と、言うと?」
A:「一人のお客様が複数のツアーを仮予約されてるんです。」
K:「え?どういうことですか?」
A:「複数仮予約して、催行されたもののうちから選ばれるようですね。」
K:「それで、残りはキャンセルと?」
A:「そうですね。キャンセル料がかかる直前に吟味されるようです。」
K:「じゃあ現時点での予約者って…」
A:「はい、実数は非常に少ないんですね。」
K:「う〜ん、じゃあキャンセル待ちでも予約できる可能性は結構高いってことか〜。」
A:「ですが、そのお客様たちの選択が集中すると…」
K:「キャンセル待ちの人がはじかれるってわけ。」
A:「はい」

う〜ん。

$これまで「キャンセル待ち=参加不可のリスクあり」ということで断念したツアーが結構あります。
制度上、ダブルブッキングをしつつ様子見することは違法ではないのでしょうけど。。。

待つ身としてはできるだけ早めに決めてほしいですね。。。


2008/08/19 [Tue]

海外旅行に行きたいな〜


とてつもなく忙しい日々が続き、あっというまに夏本番に入ってしまいました。
季節の移ろいを忘れるってどういうこと?

そういえば昔、イタリア人の知り合いが「日本の仕事ってすっげーきついんだろ?」
って聞いてきたのを思い出します。

向こうで働いたことがないので何ともいえませんが。。。

やっぱり日本人は働きすぎなんでしょうか?

しかし、あちらでも働く人は猛烈に仕事しますよね?
階層分化が激しいヨーロッパでは、日本みたいにひとくくりで物事を考えられません。
悪く言えば不平等社会。
でも善く言えばそれぞれが主体的に人生を選択する社会。
頑張って稼ぎたい人は猛烈に働くし、のんびりしたい人はそうする。

そろそろ旅行パンフでもみてみようかな〜


2008/08/10 [Sun]

そろそろ復活しないと…

とてつもなく忙しい日々が続いていました…

そろそろ復活しないといけません。

大幅リニューアルを構想しています!

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プロフィール

キュンタ

Author:キュンタ
このブログでは私たち夫婦のヨーロッパ旅行紀を紹介したいと思います。基本的に内容は夫の視点で書こうかと思います。よろしくお願いします。

<妻>:フランスに長期留学経験あり。欧州古典芸術に深い造詣があり、自身も高度な技術を駆使した作品制作を行う。冷静沈着・仏語堪能。抜群の記憶力で旅行中の出来事は細部に至るまで覚えている。もちろん夫の愚行は全て記憶済み。

<夫>:基本的に全てが妻任せ。旅行好きだがルーズな性格が災いし緻密な計画がたてられない。英語は片言。現地で話しかけられても薄ら笑いで「OK」を連呼しているだけ。全体的にダメ臭漂う男。

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